熊本地方を震源とする地震で被災された皆様へ

会員の皆様

このたび、熊本地方を震源とする地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

余震が続く中、厳しい暑さも重なり、避難生活を余儀なくされている方々や、地域医療・看護、災害支援に尽力されている会員の皆様におかれましては、大変厳しい状況にあることと存じます。日本精神保健看護学会は、被災された皆様の安全と、一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

災害時には、精神的支援だけでなく、避難所での生活環境や健康管理など、多面的な視点から支援を行うことが重要です。支援活動や日々の実践に活用いただける信頼性の高い情報を、本学会災害対策委員会からの情報提供をもとにご紹介いたします。


支援活動に役立つ情報


1.日本精神保健看護学会

  • 『災害時こころのケアハンドブック』
    本学会が作成したハンドブックです。災害時のこころのケアについて、精神保健看護の視点から実践的にまとめています。
    https://www.japmhn.jp/doc/carehandbook.pdf

2.ストレス・災害時こころの情報支援センター(国立精神・神経医療研究センター)

災害時の精神保健・心理社会的支援(MHPSS)、心理的応急処置(PFA)、支援者支援、子どものこころのケアなど、災害メンタルヘルスに関する包括的な情報が掲載されています。


3.熱中症対策(環境省)

避難所や屋外での支援活動では、熱中症予防が極めて重要です。


4.避難所での食中毒予防(東京都福祉保健局)

衛生環境が十分でない状況では、食中毒予防も重要な健康管理の一つです。


5.災害時のトイレ対策(日本トイレ協会)

トイレ環境は感染症予防だけでなく、健康や尊厳の保持にも直結します。


災害時には、「こころ」だけではなく、「生活」「健康」「環境」を包括的に支える視点が求められます。また、支援にあたる皆様ご自身の心身の健康も大切にしてください。日本精神保健看護学会では、今後も必要に応じて災害支援に役立つ情報を発信してまいります。

2026年7月
一般社団法人日本精神保健看護学会
理事長 武用 百子