このたび生じているウクライナにおける軍事的紛争により、多くのウクライナ市民が国外へ避難する事態に及んでいること、命をおとす市民がすでにいることに深い憂慮と哀悼の意を表明します。また、本学会は日本学術会議の会員団体として、日本学術会議会長談話において表明された対話と交渉による平和的解決への希求に賛同を表明します。
わが国は東日本大震災などのたびたびの震災を経験し、避難を余儀なくされた人々への支援や中長期的経過に関する知見を有しています。これらの知見を整理して欧州の言語に変換することなどによって、本会は学術団体としての人道的支援の実施を目指します。
会員各位、関係各位のお力添えをいただきますよう、どうぞよろしくお願いします。
令和4年3月11 日
日本精神保健看護学会 理事長
安保 寛明