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夢や希望の実現に向けてとともに歩む学会をめざして

一般社団法人日本精神保健看護学会第2期理事長
田上 美千佳(東京医科歯科大学大学院)

 2015年6月27日より一般社団法人日本精神保健看護学会第2期役員が発足しました。本学会設立から通算第10期ということになります。

 本学会は、1990(平成2)年に設立発起準備委員会が発足し、この年の9月には発起人会・記念フォーラムが開催され、1991年に学会が設立されました。当時は、看護系大学がわずか11校であり、看護系専門学会も数少ない中での誕生でした。稲岡文昭初代理事長(現名誉会員)のもと、日本赤十字看護大学に事務局をおき、池田副理事長(現名誉会員)、理事10名、監事2名の第1期理事会体制でした。

 私は、上司であられました稲岡文昭先生の元で、1990年6月の第1回設立発起準備委員会の準備段階から本学会に携わらせていただき、第1期、第2期理事として事務局を担当して、創設期の本学会とともに歩んで参りました。本学会の設立までには、学会名を何とするのかというようなことも一つ一つ検討され、本学会が構築されて参りました。当時の理事会は夜遅くまで熱い議論や検討が行われておりました。私の記憶では、少し前のことのように思われますが、学会設立から四半世紀が経過しましたことは感慨深いものがございます。1991年には会員数が200名を超え、第1回目の学術集会には284名の参加がありました。学会事務局業務を行っていた私は、会員の皆様のお顔とお名前が一致するように、本学会を通じてたくさんの方に出会い、多くを学ばせていただき、時に励ましていただきながら、まさに、本学会に育てていただきました。会員の皆様は当時から積極的で、精神保健看護に対する熱意や学びたいという意欲をお持ちでした。その後会員数は、1999年には500名を越え、2010年に947名となり、現在は、1300名近い会員数を有する国内唯一の精神保健看護学を専門とする学術団体として発展しております。第25回(2015年)学術集会の参加者数は1000名を超えました。本学会の発展は、理事、代議員(旧:評議員)、そして会員の皆様の御協力とご尽力の賜物です。

 2015年4月に、野末聖香前理事長のもとで一般社団法人日本精神保健看護学会となり、これまで以上に社会的な役割と責任を担った学術団体として、新たな一歩を踏み出しました。

 本学会は設立当初から、ひとりひとりが参加する学会として、同じ専門領域の人々とのつながりの中で学びあうことを大切にして参りましたが、その志向は現在も変わることはありません。また、実践の場の発展に貢献する学会であり続けたいと考えています。

 微力ではございますが、会員の皆様にとっての拠り所となる学会として機能することはもとより、精神保健看護の対象となる方々の夢や希望の実現に向けて会員の皆様ととともに歩むことのできる学会として、本学会の更なる発展を目指し、精一杯、力を尽くして参りたいと存じます。

 会員の皆様、どうぞお力添え、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。


2015年10月27日更新