Home > ワークショップ > 精神看護領域における看護診断を用いた記録-ウェルネス看護診断の考え方-
企画者
白石壽美子(帝京大学)
池田慎吾(浜松市立看護専門学校)
茂木泰子(つくば国際大学)
藤木眞由美(帝京大学)
武政奈保子(東都医療大学)
酒井克子(足利短期大学)
寶迫佳代子(都立南多摩看護専門学校)
安保敏枝(都立府中看護専門学校)
八田由利子(陽和病院)
今回は、「精神看護領域における看護診断を用いた記録―ウェルネス看護診断の考え方」をテーマとして取り上げました。これまで我が国の保健医療活動は、主に問題志向で展開され、健康増進にはあまり重きがおかれませんでした。しかし、その中で精神看護師は早くから患者の健康な部分に目を向け、その部分を広げることにより障害を最小限にする努力をしてきました。ウェルネス志向の看護を実践して来ていますが、その看護の過程や成果の記録が十分ではありません。そこで、「患者の強み」に焦点をおいた看護診断の有用性について考えると共に、看護診断の知識を活用して記録ができるように、「ウェルネス看護診断の基本的な考え方」についてレクチャーを行い、ウェルネス看護診断の定義や概念などについて共有化します。その上で、グループに分かれてケーススタディを行い、この看護診断を導く過程や記述のしかたなどについて学びます。