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ワークショップ5

うつ病看護に活かす認知行動療法―基礎と実践―

企画者

岡田佳詠 筑波大学大学院
矢内里英 埼玉県立精神医療センター
曽根原純子 横須賀共済病院

昨今うつ病は、増加とともに社会生活への多大な影響、自殺との関連などから社会問題ともなっており、精神科看護師には一層、うつ病患者への看護スキルの向上が求められています。

うつ病治療として欧米で効果が検証されている認知行動療法は、認知と行動に働きかけて生活上の問題の解決を図る心理療法です。国内でも平成22年度診療報酬改定において、うつ病への認知行動療法の評価が新設されることになり、うつ病への有効な治療とされています。欧米と比べて国内では、看護師が実施するケースは稀ですが、うつ病患者の看護に認知行動療法の考え方・技法を導入できれば、患者の回復への貢献度は大きいと予測されます。

そこで、本ワークショップでは、認知行動療法のビギナーを対象に、認知行動療法・集団認知行動療法の考え方と認知・行動の技法について、講義と個人ワーク、デモンストレーション等を通して学んでいただく予定です。(定員60名)