精神保健看護学会10月セミナーのお知らせ

公開シンポジウム「セルフケア支援の現状と課題」

セルフケアとは、ストレスによって自らの健康が危機に曝されていることに気づき、それに対処するため、身につけた知識や技術を実行に移すことを意味します。

看護界では、糖尿病や腎不全等の慢性疾患患者の自己管理、そして精神障害者のリハビリテーション等の領域で、セルフケアは重要な位置を占めると考えられてきました。最近では、精神保健、慢性身体疾患の医療・看護、リハビリテーション、伝統医療と民間療法、スポーツのコーチング、ボディワーク、セルフヘルプグループ等、様々な領域でセルフケアの重要性が指摘されています。

いずれの領域においても、適切なセルフケアとその支援に向けて多くの知識や技術が蓄積されつつあります。しかし、領域を越えて互いの知識や技術を比較し、結びつける試みは乏しいように思われます。

本シンポジウムでは、慢性身体疾患患者のセルフケアに関する研究・教育に長年携わって来られた斎藤やよい先生、精神疾患患者の看護におけるセルフケアモデルの実践に専門看護師として関与してこられた岩切真砂子先生からの発題を軸に、広くセルフケア支援の現状、課題、展望について考えてみたいと思います。

シンポジスト

  1. セルフケア支援の理論と実践1―慢性身体疾患患者の場合―

    東京医科歯科大学大学院生体・生活機能看護学分野教授 斎藤やよい

  2. セルフケア支援の理論と実践2―精神疾患患者の場合―

    財団法人慈圭会慈圭病院専門看護師 岩切真砂子

  3. セルフケア支援の包括的な理解に向けて

    東京医科歯科大学大学院精神保健看護学分野教授 宮本真巳


  4. 司会:東京医科歯科大学大学院精神保健看護学分野准教授 美濃由紀子

日時

平成22年10月31日(日)13時~16時

場所

東京医科歯科大学M&Dタワー2階 共用講義室2(定員111名)
JR御茶ノ水駅下車5分、地下鉄丸の内線御茶ノ水駅下車3分
(入場無料、予約不要)

会場のご案内

東京医科歯科大学 M&Dタワー2階 共用講義室2(地図 ⑫)

※休日・夜間・救急受付自動ドアから入り、自販機コーナーの先を左折してください。

11号館西
【1号館・管理棟】
8 旧3号館
15 8号館南
【共同研究棟】
22号館
【2号館・附属教育施設等】
9 医科A棟
【医科新棟】
168号館北
【RI実験施設棟】
3 1号館東
【歯科研究棟】
10 医科B棟
【医科新棟】
17生体材料工学研究所
4 7号館
【歯学部校舎棟】
11 3号館
【医歯学総合研究棟 ( I 期棟)】
18 難治疾患研究所駿河台棟
5 歯科棟北
【歯科棟】
12 M&Dタワー
【医歯学総合研究棟 (II期棟)】
19 12号館
【駿河台臨床研究棟】
6歯科棟南
【歯科外来事務棟】
13 5号館 20看護師宿舎
(レジデンス茗芳)
7 10号館
【総合教育研究棟】
146号館


2010年9月30日更新